多くの人が今ある収入源に加えて、更なる収入源を作りたいと考えています。そのなかで最近注目されているものがマンション経営になります。マンションを購入して他人に貸し出して毎月の家賃収入を得ていきます。誰かが住んでいる限りは家賃収入が得られますが、始める前に考えたい事があります。まずはマンションを購入するにあたり、資金をどのように調達するかという事です。一般的には現金一括で購入する事は難しいため、住宅ローンを組む事になります。しかし住宅ローンで購入するにしても頭金が必要になるため、いくらか現金を用意しておく事が大事です。
必要な頭金の額は、勤務先・収入・年齢・資産背景などの個人属性や、物件の担保価値などの物件属性によって様々ですが、目安としては購入金額の一割は用意できたら審査は通りやすいです。そのほかマンション本体以外にも、登記費用やローン事務手数料が必要となります。そして、マンションに何かあったときの備えとして保険に入る事も大事ですし、購入後には不動産取得税が課税されますので、すべて含めて資金がどれだけ必要になるかを計画しておく事が大事です。また、マンションを所有している間も、固定資産税や都市計画税が毎年課税されるので、あらかじめ運用計画に盛り込んでおくとよいでしょう。