リスク回避のために立地をよく考えて投資を

最近流行のワンルームマンション経営とは、マンション一棟を丸々購入するのではなく、一室単位で購入してそこを貸し出すことで収益を上げる不動産投資です。入居者がいれば何もしなくとも毎月の家賃収入が上げられますし、維持管理なども専門会社に委託すれば手間が掛からないところが最大のメリットです。ただ、いくら魅力的だからといっても、場所が悪ければ入居者がいないということも想定されますので、できるだけ入居者が見込めるような場所かどうか、事前にしっかりとリサーチを行うことは必須です。好立地物件になると物件価格も高めになりますが、その分高いリターンが見込める物件でもあります。
場所を選ぶ際にポイントとなるのが、その地域にワンルームの需要があるかどうかということです。大学生はもちろんのこと、若い単身の労働者が多い地域の場合は、会社が一括で借り上げてくれるケースもあるので、相応に入居者が見込めます。ただし、特定の大学や企業に依存しているエリアの場合、今はよくとも、その大学や企業が撤退する危険性もはらんでいるので、可能であれば大学や企業が集積している地域でマンション投資を考えるのがよいでしょう。